ラテックスアレルギーとは

ゴムアレルギー、正しくはラテックスアレルギーという名称で呼ばれます。天然ゴムに含まれるラテックスタンパク質がアレルギーの原因となって引き起こされるアレルギーです。

主な症状は、かゆみや腫れ、じんましんなどの皮膚障害。まれに血圧低下や意識障害などのアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。アナフィラキシーショックを引き起こすと、死に至ることも。

加えて、ラテックスアレルギーを持つ人は、ラテックス・フルーツ症候群を併発することがあり、栗、バナナ、アボカド及びキウイフルーツなどでもアレルギー症状を示す場合もあります。

もし、ラテックスアレルギーの症状がみられた場合は、一度医療機関を受診することをオススメします。

ラテックスアレルギー対策

2つの主な対策を紹介します。

【1.インナー手袋の着用】

さきほども紹介したインナー手袋はゴムの素肌の間に層をつくり、直接触れないようにします。ただし、過信は禁物。医師に相談しながら、様子を見ましょう。

【2. ゴム製以外の手袋を着用】

アレルゲンであるラテックスを含まない商品を使いましょう。

候補のひとつとして、プラスチック製の手袋が検討出来ます。リセラ(Recera)のパウダー付きプラスチックグローブは1箱あたり100枚入りで、価格は698円。サイズも選ぶことが出来ます。

ラテックスアレルギーを持つ人向けの、100%合成ゴム手袋も販売されています。メディコムのセーフタッチというグローブは、ニトリル製のゴムを使用しておりラテックスアレルギーの方でも問題なく使用できるとのこと。ゴムの臭いもありません。

1箱100枚入り、サイズが選べて価格は779円で購入出来ます。

手汗を抑える

手袋を着用したときの蒸れは手汗を抑える事でも解消できます。制汗剤なら気軽に試せるでしょう。

制汗剤を選ぶ際は、クロルヒドロキシアルミニウムや塩化アルミニウムといった制汗成分が含有されているものを選びましょう。オドレミンやテサランが有名です。

制汗剤の成分とその働きについて詳しく知りたい方には、以下の記事もおすすめです(^^♪

手荒れの対策はこれでバッチリ!

歯科衛生士の方だけではなく、手袋を着用する他の医療従事者も参考にできる手汗・手荒れ対策を紹介しました。

とくに女性の方にとって、手荒れはとっても気になりますよね。たかが手荒れ、と思う人もいるかもしれませんが、本人にとっては深刻な悩みです。

ひとりでも多くの方の手荒れが改善して前向きに仕事に取り組めるようになってくれれば幸いです。

こんな記事もオススメ♪

関連記事
人気
カテゴリー
人気の記事

昨日の人気の記事

関連記事