手汗で送球が上手くいかない！野球プレー時の手汗対策【4選】

手汗で野球ボールが滑る！

野球というスポーツにおいて投げるという動作は基本であり、繊細なコントロールが要求されます。手汗が多いと、手が滑って明後日の方向に飛ばしてしまったりすることも...。

ツイッター上で野球をプレイする上で手汗で困った人はいないか探してみたところ、野球経験者であろう方々によるつぶやきを見つけることが出来ました。

どんな対策をするべき？

今回の記事では野球の練習・試合中、プレーに悪影響を及ぼす手汗対策法に関して、主に以下の3つに言及します。

・ハンカチ、タオル

・グラウンドの土

・ロジンバッグ

本記事で解説する手汗対策は主にグローブを着用していない方の手（利き手）における手汗対策です。「グローブが手汗で蒸れる！」という方は以下の記事を参考にしてみてください(^^)

ハンカチ・タオルを使う

最もシンプルな対処法はユニフォームのポケットに忍ばせたハンカチで手汗を拭き取ること。あくまで練習・試合に支障をのない隙間時間に行いましょう。

ピッチャーの場合、基本的にこの方法は使えないと考えた方がいいでしょう。「公認野球規則8・02」において、【投手が異物を身に着ける・所持する】ことは禁じられているからです。

ただし、異物というものが何を指すか曖昧なので必ずしもハンカチ所持で警告されるとは限りません。審判の裁量に委ねられるところが大きいようです。ひと昔前に斎藤佑樹投手はハンカチを用いて汗を拭っていた事例もあります。

ユニフォームで手を拭くのも良いのですが、ユニフォーム自体が既に汗で湿っている事が多いです。

下の記事で手汗を拭き取る際に便利なタオル（収納・サイズ感や、吸水性に注目）を紹介していますよ！

グラウンドの土を使う

グラウンドの土を軽く手につけることで、ある程度の手汗ならば土が吸収してくれます。事前に準備するものもなく、今日からすぐに始められます。

ただし、前日に雨が降っておりグラウンド自体が湿っているという場合、この方法を使う事はできません。

ロジンバッグを使う

プロ野球の試合でピッチャーが白い袋を握り、手に粉を付けている光景を目にしたことがあると思います。あの白い袋はロジンバッグ（粉はロジン）と呼ばれており、滑り止めとして野球以外に機械体操、重量上げなど様々なスポーツで広く用いられている道具です。

ロジンとは

ロジンの主成分は炭酸マグネシウムと松脂（まつやに）です。メーカーによっては石油樹脂などが含まれていたりします。

ロジンの滑り止め効果は松脂の粘り気によってもたらされます。しかし、松脂だけでは粘着性が強く皮膚を傷つける恐れがあり、それを防ぐために炭酸マグネシウムや、石油樹脂といった成分が含まれています。

松脂に対してアレルギー反応を示す人もおり、そのような人は別の対処を行う必要があります。

ロジンバッグ使用時のルール

ロジンバックの使用方法に関しては公認野球規則でちゃんと取り決めがあります。


【野手】
常時ポケットに入れて好きな時に取り出して使う事が許されています。


【投手】
上述の通り異物の所持が許されないため、ロジンバッグはマウンドのプレート後方の地面に置かなければならないという規則になっています。ただし、雨天時に限りポケットにロジンを入れて携帯することが許されています。

手汗そのものを抑えるという方法もある

制汗剤を使うの最も近道！

汗は暑さだけではなく、精神的な緊張・ストレスにも起因します。特に、手汗は緊張性発汗によるところが大きいと言われており、特に練習中や試合中、プレッシャーのかかる場面の手汗が出てしまうことは仕方がないでしょう。


心を落ち着かせることが出来れば、少しは発汗を抑えられるかもしれません。


以下の記事で詳しく解説している塩化アルミニウム・クロルヒドロキシアルミニウムが用いられた制汗剤を正しい方法で用いたりする方法は当サイトが最もオススメする対策方です。効果や副作用が気になる方はぜひチェックしてみてください(^^)/