塩化アルミニウム液の作り方と必要なものガイド【手作り制汗剤】

制汗剤として使用される塩化アルミニウム液は自作することも出来ます。必要な素材と入手方法、作り方から保管方法まですべてまとめました!

【はじめに】記事の内容

医師の指導のもと、汗を抑える目的で処方される塩化アルミニウム溶液。本記事ではその材料と作り方、使い方について解説します。

塩化アルミニウムとは?

塩化アルミニウムはクロロヒドロキシアルミニウムやミョウバンと同様に市販の制汗剤にも用いられている成分です。

病院やクリニックで多汗症治療のため、塩化アルミニウム外用薬が処方されることがあります。その際、塩化アルミニウム濃度は20%程度から始まり症状に応じて濃度を調整します。

以下の記事でも詳しく解説しています。

塩化アルミニウム液の使い方

1.液が入っている容器を軽く振り混ぜる

2.液をコットンなどに染み込ます

3.手を洗って乾燥した状態の手に液を塗布する
 
4.これを毎日就寝前に行う

5.制汗効果が実感できたら使用頻度を適宜減らしていく

注意!自作をおすすめしているわけではない!

最初に述べておきますが、塩化アルミニウム液を自作することはオススメしません。

素材の購入や制作作業で神経をすり減らしたり(一般の方は塩化アルミニウムを基本的には購入出来ない)、処分や保管が大変だからです。


塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムを含む制汗剤はネットでも購入出来ますし、自作のデメリットを考慮するとお金を払って購入するのが無難でしょう。

対応する医院で診察してもらうか、病院に行くほどでもないという方は市販の製品を試しましょう。

メリット

・安く制汗剤が手に入る

・濃度を自分で調節できる

デメリット

・手間がかかる

・化学の専門知識が必要

・化学物質の処分が大変

市販の制汗剤について

市販の制汗剤については以下の記事で解説しています。返金保証付きの製品もありますよ!

必要な材料

以下、塩化アルミニウム液を製作するために必要なものです。

・完成した制汗剤を保存する容器
・塩化アルミニウム6水和物
・エタノール
・精製水
・はかり

精製水の入手

精製水って何?

精製水とは、不純物が一切入っていない純粋な水の事を指します。

精製水はコンタクトレンズの洗浄や、医療現場などに用いられる「医療用精製水」と、工業製品・器具の洗浄に用いられる「工業用精製水」があり、両者は不純物の混入の程度によって分けられます。

制汗剤は肌に触れるものなので、塩化アルミニウム溶液を作る際は医療用や化粧用の精製水を購入するようにして下さい。

どこで購入できる?

精製水は薬局のほか、オンラインショップでも購入することができます。

【精製水を購入出来る場所】
・ドラッグストア、薬局
・Amazon
・楽天
・Yahoo!ショッピング

価格の目安は?

精製水は500mlで100~500円程度で購入できます。そんなに高いものでもないので、送料を考えるとお近くのドラッグストアで購入するのが良いと思います。

例えばマツモトキヨシでは、「大洋製薬 日本薬局法 精製水」が128円(税込み)で販売されています。

500mlもあれば十分だと思いますが、精製水を他の用途でも用いるのでまとめ買いをしたいという方は、ネットショップで購入すれば、運ぶ手間が省けて便利だと思います。

エタノールの入手

エタノールって何?

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