【2019最新版】ワキ汗・わきがの対策・治療【5選】

ワキ汗・わきがの悩みを解決するための対策がいくつか存在します。本記事ではそれらの治療をまとめて紹介します。

制汗剤・塩化アルミニウム液

最もお手軽なワキガ・多汗症対策

最もお手軽なワキガ・多汗症対策です。制汗剤の有効成分の塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムといった化学物質には制汗作用があります。また、発汗量が減少する事で臭いも軽減します。

塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムが配合した制汗剤は、薬局やドラッグストア、ネットショップなどで購入する事が可能。また、病院やクリニックでは、塩化アルミニウム外用液の処方を行っている所があります。

費用について

薬局やドラッグストアで入手可能な塩化アルミニウム配合の制汗剤「オドレミン」の価格は1000円前後です。

また、病院で処方される塩化アルミニウム外用液は、100ml2000円程度で販売されています。

効果と副作用

制汗剤や塩化アルミニウム液を肌に塗布すると、一時的に汗を抑える事が出来ます。軽度の多汗症であればこれで充分対処出来るでしょう。

ただし、重度の方には効き目が実感できない事もあります。

ミラドライ

マイクロウェーブを用いた治療

マイクロウェーブを用いて汗腺を破壊する事でワキガ・多汗症を治療します。施術時間は両わき合わせて60分程度。即日退院可能です。ダウンタイム(日常生活に支障をきたす施術による腫れ等が回復するまでの時間)が短く、仕事に支障をきたす事もありません。

類似機器がいくつか登場していますが、薬事法で承認されているのはこのミラドライの機器のみです。

施術料金について

ミラドライの施術費用は30万円前後です。保険は適用されません。また、麻酔代、消耗品代、痛み止め薬代などを治療費に含める病院と含めない病院があるので注意が必要です。

尚、病院やクリニックによっては独自の保証制度を設けており、効果が実感出来なかった際に、割引価格で再施術を提供している所も多いです。

例えば、聖心美容クリニックでは、1回目の施術料金が両わき33万円、2回目以降の料金は19万円となっています。

ミラドライのメリット・デメリット

汗腺自体を破壊するので、効果が長期間持続。治療後は少し赤く腫れますが、すぐに晴れは引いていきます。上記でも解説したようにダウンタイムが短いので、すぐに日常生活に復帰出来るのが利点です。

一方、保険適用ではなく施術料金が30万円程度と高めなのが欠点です。

ボトックス注射

ボツリヌストキシン製剤を用いた治療法

ボツリヌストキシン毒素製剤をワキに注入する事で、交感神経からの情報伝達を遮断し、発汗を抑える事が出来ます。また、汗の量が減少する事で、結果的に臭いも軽減されます。

治療方法は患部に麻酔クリームを塗布し、注射針で薬剤を注入。通常1週間ほどで効果が表れます。持続期間は3~6ヶ月程度。

尚、ボトックス(正式名称:ボトックスビスタ)とは、アラガン社が製造・販売するボツリヌストキシン製剤の商標名(ブランド名)です。

治療費について

治療費は5万円程度。わき汗の多汗症治療においてボトックス注射は保険適用です。日常生活に支障をきたす状態であると認められた場合にのみ保険が適用されます。

尚、手の平、足の裏、額などの部位の治療では保険は適用されません。

ボトックスのメリット・デメリット

施術時間は5分ほどと短く、ダウンタイムも殆どありません。施術後すぐに日常生活に復帰可能です。

ボトックスの効果は3~6ヶ月ほどなので、定期的に病院やクリニックで治療を受ける必要があります。また、施術では注射針で何度も刺すので、痛みが苦手な方にはおすすめ出来ません。

イオントフォレーシス

微弱な電気刺激を用いた治療法

イオントフォレーシスは、電気刺激で汗腺からの汗の分泌を抑える治療法です。元々もはビタミン剤などを肌に吸収させるための機器として利用されていました。

施術方法は、水の入った容器に患部を浸し、その容器に微弱な電流を15~30分程度流し続けるだけ。1回の施術で汗を止めるという代物ではありません。個人差はありますが、通常は10回程度で効果が現れます。

ただし、基本的には手足に行われるものであり、ワキに対して用いられることは少ないです。

料金について

イオントフォレーシスは保険適用です。料金は保険適用後で1000円以内です(再診料など含め)。1~2週間に1回のペースで通院を続ける必要があるので、月々の出費は4000円程度と見積もる事が出来ます。

イオントフォレーシスの利点・欠点

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