イオントフォレーシスは月々4000円と良心的な価格で多汗症治療を行う事が出来ます。痛みも少なく、比較的お手軽に始められる対策法でしょう。

ただし、汗を止めるためには週1~2回病院に通う必要があり少し面倒です。また、施術中の15~30分の間はじっとしている必要があり、億劫に感じる人もいるでしょう。

微弱な電流を流すため、ペースメーカーを使用している方など一部の方は使用が禁じられています。


また、ワキ汗・わきが治療として行われることはほとんどありません。

外科手術

剪除法、クアドラカット法などがある

剪除法(せんじょほう)とクアドラカット法などがあります。

剪除法では、皮膚を切開した後に裏返し、目視で汗腺をハサミで切除します。術後3~4週間ほどで肩回りの動作が可能になります。

一方、クアドラカット法では、5㎜ほどの小さな傷から先端に歯と吸引機が付いた細長い専用機器を挿入し、この装置で汗腺の切除と吸引を行います。

傷が小さいので、2週間ほどで肩を自由に動かすことが出来るようになります。

料金について

剪除法は保険適用であり、5万円程度で手術が行えます。一方、クアドラカット法は保険適用外であり、40万程度の費用がかかります。

外科手術のメリット・デメリット

剪除法、クアドラカット法のいずれも汗腺自体を切除するので、永続的に汗を抑える事が出来ます。ただし、すべての汗腺を除去できる訳ではありません。

剪除法は保険適用なので料金は控えめ。しかし、術後1か月間は肩回りの自由が利かないという欠点があります。また、傷口が大きく術後に痛みが伴います。

一方、クアドラカット法は傷口が小さく済み、剪除法に比べ痛みも少ないです。ただし、保険適用外のため料金が高額です。

わき汗・ワキガの対策・治療法【総括】

どの治療法もメリット・デメリットがあり、一概のどの治療法が良いのかは言えません。少しでも気になる治療法があるのならば、病院やクリニックの無料相談などを利用し、専門医に意見を求めるのも良いでしょう。

今回の記事があなたのわき汗・ワキガの悩み解決の糸口になれば幸いです。

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