プロバンサインの服用方法や副作用、口コミまとめ【汗を止める内服薬】

プロバンサインについて、効能や用量・用法を徹底解説!また、購入方法やジェネリック「プロスパス」との比較情報も。

プロバンサインとは

抗コリン剤、プロ・バンサイン錠

プロバンサインは、本当はプロ・バンサインという名前です。プロパンテリン臭化物という有効成分をもつ薬で、服用すると限られた時間において全身の発汗を止める・抑えます。

ちなみにプロバンサイン(プロ・バンサイン)は商品の名前であり、プロバンテリン臭化物を有効成分とする抗コリン剤のひとつです。

保険が適用されるため、医師が処方することがあります。市販はされていませんが、一部のオンラインショップで購入することも出来ます。この点に関して詳しくは後述します。

ジェネリックもあるの?プロスパスって何?

実はプロバンサインはすでに特許切れとなっているため、ほかの製薬メーカーが同様の成分でプロスパスという薬を製造しています。

こちらについては、記事下部でより詳細に解説しますね(^^

手汗対策にも使える?

基本的にプロバンサインは全身の発汗を抑えます。ただし、(重大ではないにしても)副作用がありますし、効果にも個人差があります。

手や足は外用剤(塗布して使うもの)が比較的使いやすいため、内服薬よりもまず外用の制汗剤などを試すべきでしょう。

プロバンサインの成分と抗コリン作用

プロパンテリン臭化物

saki_0017 / Via instagram

プロバンサインの有効成分は抗コリン作用を持つプロパンテリン臭化物。

体内で発汗・汗の分泌の命令を伝達するアセチルコリンという物質の働きを阻害することで、発汗を抑えたり止めたりします。

汗を抑えるだけじゃない!

汗のほかにも、夜尿症や胃炎など、ほかの症状を抑えるためにも使われます。アセチルコリンは心筋や内臓筋の収縮を促したり、唾液の産出を活発にする働きをしているからです。

これらの作用が、程度によっては副作用として捉えることも出来ます。副作用に関しては、次の次の項で解説しますね(^^)

服用方法と飲むタイミング

用法・容量

成人の場合、1回あたり1錠を1日3~4回まで服用することが出来ます。口に含んでお水で流しましょう。

ちなみに、体格や年齢、そして健康状態によって摂取量は増減することもあります。特に決まった時間に服用しなければならないということはないようです。

ただし、服用タイミング間にはしっかりと時間を設けましょう。飲み忘れて、次の服用時間が近い場合は、服用しないほうがよいです。

いつ飲むべき?効果が出るまでどのくらい?

個人差はありますが、服用してからおよそ1時間後に効果が表れます。そのまま5時間程制汗効果は継続します。

食前に服用、食後に服用といった決まりはないようですので、大事な予定に合わせて汗を抑えるという使い方が出来ますね。

ただし、医師によっては、慎重さを重視して服用のタイミングを指導することもあるかもしれません。お医者さんの案内に従ったほうがよいでしょう。

副作用や飲み合わせ、服用出来ない人

こんな人は使っちゃダメ!

プロバンサインは基本的に、重大な副作用がないと認められています。そのため、私たちはこの薬を処方してもらうことが出来るわけです。

病院で医師に相談している場合は問題ないと思いますが、もしオンライン輸入代行で購入しようと思っている方は購入前に、禁忌と副作用を確認しましょう。

以下の症状を持つ方は、プロバンサインの服用を避けたほうが良い、もしくは投与を慎重に行うよう注意されています。

・前立腺肥大(排尿障害)

・甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、不整脈

・潰瘍性大腸炎

・緑内障

・麻痺性イレウス

また、高温環境に身をおくことのある人も注意して使用を行うべきとのこと。発汗が抑えられる結果、体温が上昇しやすいためです。

高齢者の方も、一般の方と比較して効果が強く出やすいため注意が必要です。

加えて、妊婦・産婦・授乳中のお母さんやお子さん・幼児の方の場合、実験にあたって該当者へ投与したことがないため、安全性が確立されていないと明言されています。

服用した後は運転や機械の操作をしない!

関連記事
人気
カテゴリー
人気の記事

昨日の人気の記事

関連記事