プロバンサインについて調べているとよく見る名前がプロスパス。これは、プロバンサインのジェネリック医薬品です。成分は同じだけど、プロバンサインよりも安く購入することが出来ます。
絶対にジェネリック医薬品の方がいい!とは言えませんが、基本的には価格が高いか安いかの違いのみ、と考えて差し支えありません。
容量はプロバンサインと同じで、1瓶 15mgで100錠入っています。
販売しているサイトによっては、稀にプロパンテリンと呼ばれていることもあるようです。
プロスパスはフィリピンに拠点を構えるロイドラボラトリーズという会社が製造しています、1989年創業で、フィリピン本社に加えて、アメリカやシンガポールにも工場を構えています。
多汗症の患者さんへ処方を行う皮膚科や美容外科のサイトでは、プロバンサインについては言及されていますが、プロスパスの名前は出てきません。
これは推測になりますが、おそらくプロスパスはまだ日本で認可されていないジェネリック医薬品であるからでしょう。そのため、保険も適用されず、薬局にはもちろんおいていません。
気になる方は、プロバンサインを処方された際にお医者さんに聞いてみましょう!
プロスパスはプロバンサインの後発薬であり、同じ有効成分が使われています。そのため、用量・用法や副作用、禁忌などはプロバンサインと同じと考えてよいでしょう。以下のプロバンサインについて解説した記事を参考にしてください。
少しでも違和感を感じたら服用を止めて、お医者さんに説明しましょう。
プロバンサインが全身の汗を止めるのと同様、プロスパスも身体中の発汗を抑えます。そのため、手汗も止まります。
しかし、副作用もいくつかありますし、口コミを見ているとその副作用に耐えられず服用を止めてしまう方もいます。
まずは塗布するタイプの制汗剤を試してみた方がよいでしょう。
ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれます。1番最初につくられたある薬のことを先発薬といい、その特許が切れた後に、ほかのメーカーにより製造される薬のことを後発薬、つまりジェネリック医薬品と呼んでいます。
特許が切れた後のため、全く同じ成分を含んだ薬を他のメーカーが作っても何も言われないわけです。
ちなみに英語だとgenericと書きます。Genericという単語は、直訳だと「一般的な」とか「商標登録されていない・ノーブランドの」という形容詞で使われます。また、名詞としてジェネリック医薬品のことを指したりします。
同じ成分を使っているため、基本的にはどちらの方が優れているとか、安全だ、とかいうことはありません。しかし、まれにその効き目などに差が出ることもあるようです。
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