家庭用イオントフォレーシス器具「ダーマドライ（Dermadry）」とは？必須知識まとめ

イオントフォレーシス器具の中でも新しいダーマドライ（Dermadry）。カナダの会社により販売されているため、日本ではまだ情報が多くありません。

そこで本記事では、ダーマドライについて事前に知っておきたい情報を分かりやすくまとめました。

ぜひ最後までお読みください。

まずは制汗剤を検討しよう

イオントフォレーシス機器よりも安く、手軽に試せるのが制汗剤です。

継続できるか分からないまま（20分のイオントフォレーシスを、長いスパンで根気よく続ける必要がある）数万円を払うよりは、まず制汗剤を使ってみた方がよいでしょう。

「クロルヒドロキシアルミニウム」が入っている制汗剤がおすすめ。以下の記事でも、選び方について詳しく解説しています。

病や体調不良では？という方は病院へ！

あなたがもし、「汗が多すぎるのは病気や体調不良のせいでは？」と考えているなら、必ず専門医に診察してもらいましょう。解決には市販の制汗剤やDermadryではなく、医師の判断が不可欠です。

脇汗ならミラドライ

脇汗であればミラドライというアメリカ生まれ、日本で正式に「脇汗に効果がある」と認められた対策方が存在します。

以下の記事でミラドライについて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

ダーマドライ（Dermadry）とは？

カナダのイオントフォレーシス器具

ダーマドライ（Dermadry）は、カナダのDermadry Laboratories inc.という会社が販売している家庭用のイオントフォレーシス器具です。公式サイトから、送料無料で日本向けにも販売しています。

ドライオニックやサーリオなどの海外製イオントフォレーシス器具が他にもありますが、その中でも電池式ではない（コンセントで使える）こと、価格が比較的抑えめということもあって、その名が知られはじめています。

Dermadryの基本情報

イオントフォレーシスについて

イオントフォレーシスは病院でも行われるのですが、複数回行う必要があるため通院が大変。

そのため家庭用が製造・販売されています。とはいえ日本ではなく、海外の会社から販売されているものがほとんど。

別の記事でもイオントフォレーシスについて詳しく解説しています。

ダーマドライの種類

対応部位によって3種類

ダーマドライのイオントフォレーシス器具セットはトータル、ハンズ＆フット、アンダーアームの3種類あります。

「手足にぴったり装着するための器具」と「脇にぴったり装着する器具」が異なるため、それら全てを含んだトータル、手足用器具のみのハンズ＆フット、脇用器具のみのアンダーアームが用意されているわけです。

3つの違いを一目で比較できるよう、以下の表を用意しました。


注：feetという英単語はfoot（足の複数形）、underarmという英単語はワキという意味です

ダーマドライの種類早見表

注：価格は記事執筆時のドル・円レートを参考にしているため、あなたが購入する際はレートに応じて変動していることがあります。

1.Dermadry total（ダーマドライ トータル）

ダーマドライトータルは手・足用の器具とワキ用の器具の2つをまとめたセットです。そのため、hands&feet、underarmと比べて1000~2000円ほど高めです。

上の写真を見て分かる通り、「濃い青」の側面と箱上のtotalという文字が目印となります。

【内容】

2.Dermadry hands & feet（ダーマドライ ハンズ&フット）

ダーマドライハンズ＆フットは手足用のイオントフォレーシス器具です。ワキにフィットするように作られた器具は含まれていません。

黄色い側面と「hands&feet」という文字が目印です。