練習中も試合中もずっとラケットを握っている卓球は、手汗の影響をモロに受けるスポーツです。卓球選手は全員、手汗とうまく付き合わなければなりません。
多くの場合、以下の2点で手汗は卓球ライフへ影響を与えます。
卓球はスピーディーな判断と繊細なコントロールを要するスポーツです。
手汗によるグリップのわずかな滑りで勝敗が左右されることも大いにあり、この煩わしい手汗をどうすべきか悩んでいる卓球プレイヤーもたくさんいると思います。
手汗によりラケットが湿ってしまうと、そこから雑菌が増殖し、強烈な臭いが発生してしまいます。
そして、一度発生した臭いは簡単に取り除くことはできず、カバンの中も臭くなるので仕方なく新しいラケットに買い替えるという人もいると思います。
手汗で困っている卓球プレイヤーはあなただけではありません。卓球選手の共通の悩みです。
卓球やってた時代、手汗気になるせいで大してうまくもないくせにしょっちゅうラケットくるくる回してたけどたぶんドラマーがスティック回すのと同じだよな 別にかっこつけてるわけじゃないんだけど手汗気になるから持ち直したくなる
ここでは、手汗でラケットが滑らないようにするためにはどうすればいいかいくつか対処法を紹介します。
・手汗をこまめに拭く
・グリップテープを使う
・皮膚圧反射を利用する
・手汗用制汗剤を使う
卓球の試合中、自分と相手の点数の合計が6の倍数のときのみ、タオル休憩(簡易的な休憩)が与えられ汗を拭うことが出来ます。
20年ほど前まではタオルで汗を拭う行為に制限は無く、そのルールを利用して時間稼ぎをするような選手がいました。そのような試合進行の妨害を、ルールを設けて規制しています。
そのため、卓球部の学生さんからプロの卓球選手まで、タオル休憩時以外で手汗が気になる際は卓球台のネット際表面へ手のひらを当てて汗を拭きとるという行動をとります。
台で手汗を拭くのは普通です。 卓球やってみると分かりますが、手汗の量が尋常じゃないです。6の倍数まで待ってたらラケットのグリップがビショビショになりますよ。
また、台で汗を拭きとる行為は一種のルーティーンという側面も持っています。
ルーティーンとは予め決めている一連の動作の事を指します。パフォーマンスを下げる要因(自分のやるべき事以外の事に気を取られてしまう、自分のやるべき事を過剰に意識してしまう)を取り除く効果があるとされています。
また、ルーティーンの実行そのものに意識を向けると、自分の体の動きは自動化され、これから行う動作を過度に意識することなく行動に移すことができます。その結果、普段通りのパフォーマンスを実現することができるのです。
卓球台で手汗を拭う行為は、手の滑りを防止するだけではなく、自分の普段のパフォーマンスを発揮するルーティーンの役目も果たす一石二鳥なアイデアといえます。
ちなみに、ボールがよく飛んでくる場所へ汗を拭くとプレイに影響してしまうかもしれないので、台のネット際で行うことがエチケットとなっています。気を付けましょう!
ランニングするようになってから体質が変わったのか少しの運動でも汗をいっぱいかくようになった💦 卓球でも手汗かきまくってグリップが滑るのでグリップテープを巻いてみた😄 日曜も雨ならマンションにある卓球台でサーブ練習でもしようかな🏓 https://t.co/fDIaqtd4Js
手汗用制汗剤の効果や副作用、成分などについて紹介しています。
ワキ汗・わきがの対策や基礎知識について解説します。
ワキ汗やわきが対策として行われるミラドライ。その効果や値...
手汗への対策として行われることがあるボトックス注射につい...
手汗の原因や汗に関する知識に関する記事。
手汗や足汗、ワキ汗を抑えたり、多汗症の治療のために用いら...
趣味やスポーツ、仕事など、日常生活における様々な状況に合...
ボトックス注射やETS手術、内服薬をはじめとする制汗剤以外の...