家庭でイオントフォレーシス治療を行うことで、通院にかかる時間と費用を浮かせることが出来ます。
本記事ではそのイオントフォレーシス器具のひとつ、「ドライオニック(Drionic)」について購入し前にしっておきたい基本情報をまとめました。
「イオントフォレーシスに興味がある」「ドライオニックの購入を検討している」という方は、ぜひ最後までお読みください。
イオントフォレーシスを検討する前に、まずは制汗剤を試すべきです。
「いくつか試したけどダメだった」という方は、正しい使い方をしていなかった可能性もあるからです。
以下の記事で制汗剤についてまとめています。「返金保証あり」のものもあるので、ぜひ一度目を通してみてください。
ドライオニックは、家庭でイオントフォレーシスによる手汗・足汗治療が行えるようにするためにGeneral Medical Companyが販売している商品です。
海外の商品ではありますが、日本でも購入することが出来ます。通院が大変であったり、継続的にイオントフォレーシスの治療を行いたい人向けです。
そもそもイオントフォレーシスとは何かご存知ですか?イオントフォレーシスとはイオンの力を利用して薬剤を肌に浸透させる医療行為の事を指します。
このイオントフォレーシスの中でも、水道水を用いて行われる水道水イオントフォレーシスでは、水から生じる水素イオンが汗腺を塞ぐことで手汗を抑える事ができるといわれています。
イオントフォレーシスについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
制汗剤と比較して、イオントフォレーシスは初期費用が高く、1日20分の時間を長い期間(数か月)割いて継続する必要があります。
イオントフォレーシスより先に、まずは制汗剤を試しましょう。
ドライオニックの作用は病院・クリニックで行われる水道水イオントフォレーシスと全く同じです。水素イオンが汗腺に働きかけることで汗を止める事ができると考えられています。
ドライオニックの装置とクリニックで行うイオントフォレーシス治療を比較するとやはり後者の方が優れています。その理由としては、医療用の装置の方が電流を安定して供給できるということが挙げられます。
ドライオニックの装置は手の平の他に足の裏にも使用する事ができます。身体の他の部位に関しては、水に浸しておくことが難しいため現実的ではないでしょう。
ドライオニックの使い方はとても簡単です。まず最初に付属のフェルトが4枚あると思うのでそちらを水に浸します。この時最低5分以上水に浸すようにして下さい。
次にドライオニックの装置の低い部分に水を入れます。目安としては上端から舌1㎝くらいの所まで入れて頂ければ大丈夫です。
濡らしたフェルトの水気を軽く搾り、装置の高い部分と低い部分にそれぞれフェルトを乗せましょう。これで装置の準備は完了です。
装置の準備ができたら指輪などの装飾品をはずして手を水に浸しましょう。この時2種類の手の置き方が考えられます。
・指を浸す:高い部分に手のひらを乗せ、指先だけを低い部分に貯まった水に浸してあげる
・手の平を浸す:低い部分の水の中に手の平を浸し、高い部分に指をひっかる
装置の側面に刺激の強さを調節することができるダイヤルがあるので、ここでぎりぎり我慢できる強さに調節します。
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