何歳からワキガになるの？子供のワキガ対策法について解説！

何歳からワキガは発症するの？

男は18歳、女は16歳が平均発症年齢

ネット上の口コミサイトやSNS上では「5歳からわきがでした」「6歳の娘がわきがを発症したかもしれない」「8歳の息子のワキが臭うようになった」など様々な話が飛び交っています。結論としては、個人差があるので何歳からも発症する可能性はあるとなります。


一般的には、男性は18歳、女性は16歳頃に発症する人が多いというデータがあります。ワキガの原因はアポクリン腺から分泌される汗であり、このアポクリン腺は第２次性徴の時期に発達します。18歳や16歳という年齢はちょうど第２次性徴が終わりを迎える時期であるので、このような結果が出る事には納得できるでしょう。

もちろん、成長の度合いには個人差があり、もっと早くからワキガを発症するお子さんもいます。

子供のワキガ対策にはどんな方法がある？

大きく二つの方法がある

子供のワキガ対策方法には「病院やクリニックで治療を行う」と「市販の商品等を用い、自力で対策」の二つがあります。

病院等では、アポクリン腺を破壊・除去する施術や、汗腺の働きを抑える治療を提供しています。これらの治療法には保険適用外のものもあるため、数十万円の費用がかかる場合があります。

一方で、市販の制汗剤やデオドラント製品を用いて自力で対策する事も可能。こちらの方法は、数千円もあれば実践できるので経済的です。ただし、永続的にワキガを抑える事は出来ず、継続的に対策を行う必要があります。

子供のワキガ手術について

ワキガ治療にはどんなものがある？

ワキガ治療には一時的に汗を抑える方法と、永続的に汗を抑える施術の二つがあります。前者にはボトックス注射、後者にはミラドライの照射や外科手術などがあります。

ボトックス注射と一部の外科手術は保険適用の診療のため、数万円で施術を受ける事が出来ます。一方、ミラドライ等の保険適用外の治療は数十万円の費用がかかります。

どちらも一長一短であるので、施術をお考えの方は専門医とじっくり相談しましょう。

子供にワキガ手術を行うメリット・デメリット

記事下部で解説するように、子供の医療保険制度を上手く活用すれば、費用を安く抑える事が出来ます。また、新陳代謝が活発なので、術後の回復が早いのもメリットです。

一方、デメリットとしてワキガの再発が挙げられます。ワキガの原因であるアポクリン腺は思春期の時期に発達します。そのため、あまりにも早い時期からワキガ手術を行うと、後の第二次性徴の時期にアポクリン腺が成長し、再発する場合があります。

治療に保険は適用されるの？

子供でも保険は適用される

子供の場合でも大人と同様保険が適用されます。もちろん、ワキガ治療の中には保険適用外の診療もあるので、そのような施術を受ける場合は保険は適用出来ません。

また、子供の医療費の補助制度を設けている自治体もあります。医療費補助を使えば、大人の場合よりも安く治療が受けられます。さらに、自治体によっては自己負担額がゼロとなる場合もあるので、事前に役所の方に確認しておきましょう。

子供のワキガ治療を行う病院・クリニック

子供のわきが治療を提供している病院がいくつかあります。ここでは、全国にあるそのような病院を4つピックアップしました。

施術を検討中の方は、一度病院やクリニックに訪れて相談するのも良いでしょう。

ACE　CLINIC

ワキガ治療をメインに扱うクリニック。院長を務める竹内孝基医師は、平成9年に大阪大学医学部を卒業後、大阪府立病院、大塚美容形成外科での勤務を経て、このクリニックを開業しています。

彼の他に女性医師も一人在籍しています。

リオラビューティークリニック　子供わきが

千葉と東京の計2つの院があります。子供のワキガ治療としてミラドライ、各種外科手術を行っています。公式ホームページには症例写真や制汗剤「ミョウバン水」の自作方法など役立つ情報が掲載されています。

院長を務めるのは関育弘医師で、女性医師も在籍しています。

Athena clinics

こちらの病院でも子供のワキガ治療を行っています。

院長の定村浩司先生は、2009年にアテナクリニック福岡を開院し、翌2010年に福岡院を開設。母校の富山大学では、麻酔科医として活躍されていたとの事です。

桂仁会クリニック

ミラドライや外科手術によるワキガ治療を行っています。ワキガ治療の他にも、多汗症、あざ、できもの、傷跡などの治療も行っています。