ファリネは、2016年にモンドセレクション銀賞を受賞した、縦×横4㎝×5㎝と小型で持ち運びに便利なパウダータイプの手汗用制汗剤です。
使用方法はキャップを外して手の平で軽くポンポンと叩く(パッティング)だけで、また無香料、無着色であるのでどこでもお気軽に用いることができます。
ファリネの有効成分にはクロルヒドロキシアルミニウムが用いられています。この成分は塩化アルミニウよりも肌への刺激が弱いとされており、肌の弱い人に配慮したつくりとなっています。
ファリネは脇汗や足汗といったものにも効果を発揮します。
ただし、使用する際はパフの部分を直接肌に接触させるので、不潔な状態になる恐れがあります。足やワキに用いる場合、塗布する部位を清潔にするよう心掛けた方が良いでしょう。
本記事では、ファリネに関する以下の6つのポイントについて、これから詳しく解説していきます。
・成分と効果、副作用
・正しい使い方
・パウダーが出ないときの対処
・ファリネの購入場所、お得に買う方法
・口コミや感想
・ファリネブランドの他の製品
「購入を検討している方」「ファリネってなんだか怪しい」と考えている方は、ぜひ最後まで読みましょう。
ファリネはクロルヒドロキシアルミニウム・酸化亜鉛の2つの有効成分を含んでいます。
クロルヒドロキシアルミニウムは以下の2つの効果を発揮します。
・収れん作用
・タンパク質の変性作用(ゲル状になり皮膚を覆う)
酸化亜鉛は紫外線散乱作用があり、日焼け止め製品によく用いられている成分として有名ですが、収れん作用があるという事でボディーパウダー等にも使われています。
▲ 「収れん作用」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
クロルヒドロキシアルミニウムは人によってはアレルギーが出たり、酸性によるお肌への刺激が出る場合があります。
ただし、一般的にクロルヒドロキシアルミニウムはもう一つの制汗成分である「塩化アルミニウム」と比較して肌への刺激が弱いとされています。これは、クロルヒドロキシアルミニウムが塩化アルミニウムよりも酸性度が低いためです。
酸化亜鉛は、皮膚への刺激に関しては、厚生労働省とJETOC で共に刺激性はないものという結果を報告しています。また、アレルギーに関してもほとんど心配ないとしています。
▲ 「塩化アルミニウム」や「クロルヒドロキシアルミニウム」については、こちらの記事でより詳しく解説しています。効果や副作用が気になる方は読みましょう。
ファリネは手荒れを起こしにくい制汗剤です。有効成分の「クロルヒドロキシアルミニウム」はそもそも「かぶれ・肌荒れ」を引き起こすことが少なく、ファリネは医薬部外品であるため成分濃度もそこまで高くされていません。重大な副作用が起きることはほとんどないといえます。
試しに使ってみて、どうしてもお肌が痒くなる・荒れるという方は使用をストップすれば大丈夫。どうしても心配な方はパッチテストを行うか、皮膚科で相談してみると良いでしょう。
公式サイトでは朝の出勤前・出先で気になった時・夜寝る前の3つのシーンでの使用を推奨しています。それぞれの場面での効果的な使い方を確認していきましょう!
使用前には石鹸で手を洗い、清潔な状態にして乾燥させた上で2回パフの部分をポンポンとしてあげましょう。可能であればシリコンを含んでいない石鹸がおすすめです。
ファリネを使う前はできるだけ手を清潔な状態にするようこころがけましょう。出先だと手が洗えない場合もあるので、ウエットティッシュを携帯しておくと良いでしょう。
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