病院によって、また患者さんの体調によって異なるかもしれませんが、ひとまず、おおまかなイオントフォレーシス施術の流れを確認しておきましょう!

1. 病院で相談

イオントフォレーシスを行う病院を訪問しましょう。医師が症状を確認し、どのような治療を行うのか専門医が説明します。ちなみに、上述のとおりイオントフォレーシスはペースメーカーをご利用の方には行う事はできません。

また、100%汗を止められるわけではなく、重度の多汗症の方の場合は効果が得られない事もある、という点も確認します。

2. 初回のイオントフォレーシス施術

容器の中に水を入れて、その中に手を浸します。そして専用の装置を用いて微弱な電流を15~30分程度流します。電気刺激による多少の痛みがあるとのこと。

3. 何回か通院する

上述の通り、イオントフォレーシスによる制汗効果を実感していただくためには一定のペースで何度が通院して、同様の治療を繰り返し行う必要があります。

おおよそ10回以内には効果が表れるようですが、通院回数には個人差があります。治療の経過をみながら医師と相談してください。

4. 施術を終えた後の注意

イオントフォレーシスの制汗効果は一時的なものであり、汗が止まっている間も1~2週間に1回程度通院する必要があります。

この治療をやめると1ヶ月ほどでまた汗が出始めるようになってしまうとのこと。ちなみに、自宅でこの治療を行う事ができるドライオニックというものも販売されています。

イオントフォレーシスは効果ない?口コミを紹介!

治療の口コミなどは薬機法で規制されていることがあるので、ここでは掲載を避けておきます。

とはいえイオントフォレーシスに関しては、「効果がある」と確認されているため、口コミを探すよりもネットで見つけることが出来る論文や、病院の公式サイトなどへ目を通した方がいいかもしれません。

ぼく・私もイオントフォレーシスを試すべき?【総括】

イオントフォレーシスは、ETS手術の代償性発汗のような重大な副作用を伴うような治療法ではありません。

また、イオントフォレーシスの効果は一時的なものであり、継続的に病院に通院する必要があります。また、この治療を取り扱っているクリニック自体そこまで多くないので、通院するのが大変だったりする場合もあります。

このような点も考慮して、興味がある、治療を受けてみたいという方はイオントフォレーシスを取り扱っているお近くのクリニックに相談してみましょう。



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