▲ 画像は「ダーマドライ(Dermadry)」という家庭用イオントフォレーシス器具の公式サイトより、使用時のイメージ
イオントフォレーシスによる汗を抑える効果は永久的なものではないため、持続して行う必要があります。病院でも、2~3週に1回などから初めることがほとんどです。
そこで、通院が大変な方のために家庭用の機器が海外の会社から販売されています。
日本よりも海外でイオントフォレーシスは広く認知されているため、ドライオニック・サーリオ・ダーマドライなど数種類の製品があります。
イオントフォレーシス機器は海外からの個人輸入となるため、機器の不具合、トラブル時の英語対応などのリスクも伴います。
まずは日本で医薬部外品として認められた制汗剤から試すことをおすすめします。
イオントフォレーシスは、ペースメーカーやそのほか金属を体内に埋め込んでいる人、妊娠中の人などは行ってはいけません。
また、人によっては軽い肌荒れが生じることもあります。
これらの点が引っ掛かる方は、事前にイオントフォレーシス可能な病院で診察してもらい、相談するとよいでしょう。問題ないのであれば、一度そちらで治療を試してみるといいかもしれません。
もちろん製品を販売している会社の公式サイトでも禁忌や副作用について詳しく述べられているため、必ずチェックしましょう。
▲ 写真はダーマドライ公式サイトのスクリーンショット。禁忌と副作用について詳しく解説されている。なお、カナダの会社だが公式サイトは日本語にも対応している。
述べてきたとおり、当サイトでは地域・都道府県ごとに、イオントフォレーシスを提供している病院を調べてリスト化した記事を提供しています。
本記事はそれらの記事を一か所にまとめる役割を持っています。本記事から、どの地域の記事へも簡単にアクセスすることが出来ます。
手や足、脇の汗に悩む方の助けとなれば幸いです。
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