鍵盤に付着した皮脂や汚れを取り除けば多少指の滑りを抑える事ができます。普段から柔らかい布で乾拭きしておきましょう。また、汚れが酷いときは、水で湿らせて堅く絞った布で拭き取って、その後に乾拭きをして下さい。
それでも汚れが落ちない場合は、ピアノ専用のクリーナー(以下で鍵盤の清掃道具を紹介)を使用するという手も。もちろん、この時も最後に乾拭きして、クリーナーを完全に取り除く事を忘れないで下さい。
価格:800円(税抜き)
ピアノの白鍵用のクリーナー。黒鍵には使えません。
価格:205円
サイズ:290㎜×310㎜
材質:綿100%
鍵盤のお手入れ用のクロス。そのままで、もしくはピアノ用クリーナーと一緒に使用します。生地が汚れた際は、中性洗剤を用いて手洗いする必要があります。
象牙、ニューアイボリーの場合、クリーナーが使えないので、乾拭き、もしくは水拭きでの手入れを行ってください。ただし、アイボライトはクリーナーを用いても大丈夫です。
また、洗剤やアルコール、ベンジンなどを用いると鍵盤がひび割れてしまう場合があるのでご使用を控えて下さい。
手の乾燥は滑りの原因になります。その場合はハンドクリームで潤いを与えましょう。また、滑り止めを手に塗布するのも有効です。
価格:745円
内容量:120g
手荒れ、乾燥がヒドイ方はコチラのハンドクリームが良いでしょう。好みに応じて「チューブタイプ」、「ジャータイプ」、「ポンプタイプ」から選べるのも魅力。
価格:433円
内容量:50g
マイルドフローラルの香りと伸びの良く保湿力が高いクリームが魅力。
価格:1,116円
内容量:60㏄
べたつきは無く、サラサラな肌触りでありながら、滑りを抑える事ができます。スポーツ時の滑り止めを目的に購入する人が多いですが、ピアノ演奏時に使用している方もいるようです。また、乾燥での滑りだけではなく、手汗による滑りにも有効です。
手汗がヒドイ方は、先ほど紹介した滑り止めを用いる他に、「タオルで拭き取る」、「制汗剤を用いる」という対策法もあります。
曲のブレイク時に素早くタオルやハンカチで手汗を拭うという古典的な対策法。曲によっては汗を拭うタイミングが無い場合もあるので、使える場面が限られてしまうのが欠点です。
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