コルクルは、「バルワード株式会社」から発売されている、手汗が気になる方のために開発されたハンドクリームです。以前は医薬部外品として発売されていましたが、現在は化粧品というカテゴリで開発・販売されています。
医薬部外品という枠組みだと、成分の配合量、その組み合わせなどがあらかじめ決められており、それに沿って商品開発を行う必要があります。そういった事情もあり、化粧品へと方針転換をしたそうです。
ルクルは、とにかく肌に優しいハンドクリームを目指して開発されています。なるべく不必要な成分は除外したいという考えから、化粧品というカテゴリで販売することに踏み切ったようです。
コルクルは市販されていません。基本的には公式のオンラインショップで購入することになります。
ちなみに、公式サイトから定期コースでの購入を行うことで初回分が無料で手に入れる事ができます。また、この定期コースにはある一定期間購入しなければならないといったよくある縛りは全く無く、いつでも好きな時に解約を行う事ができます。
ただし、初回購入分での解約の場合は、いたずら防止のために商品を返送(送料はお客様負担)を行う必要があります。
コルクルの定期コースの詳細やお得に手に入れる方法については上の記事を確認してみて下さい(^^♪
リニューアル前(医薬部外品であった時)のコルクルでは、有効成分としてフェノールスルホン酸亜鉛・シオン-5-オールの二つの税分が配合されていました。
フェノールスルホン酸亜鉛は、汗腺に働きかけて発汗を抑制する収れん作用を持つことが知られており、シオン-5-オールには、殺菌効果があり、汗と菌が反応してニオイが発生するのを防ぎます。どちらもデオドラント商品によく用いられています。
リニューアル後のコルクル(現在のコルクル)には上記の2成分は用いられていません。つまり、手汗対策としてのアプローチが他の制汗剤と異なるということになります。
コルクルはシリコーンを主な成分として、手汗のヌルヌル・ベタベタ感へ対処するクリームです。ベビーパウダーでお肌をサラサラにするのに近いアプローチです。
ちなみにシリコーンはよくシャンプーなどに用いられます。摩擦を軽減し、さらさらとした質感を与える効果があります。
軽度の手汗であればべたつきを抑えて滑らかな肌ざわりとなり、恋人と手をつないだりといった場面でも手汗の不快感をなくすことが出来ます。
コルクルは肌への負担を考えて、殺菌成分を含んでおりません。そのため汗臭さを抑える事はできません。ただし、手汗はエクリン腺からの発汗であり、臭い問題となることは多くありません。
コルクルは、肌に優しい製品にこだわっているので、クロルヒドロキシアルミニウム・フェノールスルホン酸亜鉛といった金属塩を一切使用していません。
これらの成分は確かに制汗効果は強力で多くの制汗剤に使用されていますが、人によっては肌荒れ・アレルギーの原因にもなります。
また、コラーゲン・ヒアルロン酸など肌に優しい成分を多数含んでいます。
コラーゲンは肌表面の保湿効果を高めて滑らかな質感にする働きがあり、ヒアルロン酸には化粧品が肌に馴染みやすくする効果があり、少量で手の平全体に塗布する事ができます。
ごく稀にゼラチンアレルギー(100万人中30人ほど)によりコラーゲンで肌が荒れる事もあるようですが、一般的にはお肌に優しいとされる成分を主に含んでいることがコルクルの特徴です。
成分や効果を確認する限りでは、コルクルは手汗を抑える制汗剤というより、手をサラサラにするハンドクリームと呼ぶべき商品だと思います。なので、その使い方もハンドクリームの使用法を参考にした方が良いと思います。
ここでは、ハンドクリームの正しい塗り方を紹介しましょう!
コルクルを塗布する前に手を温めておくと、クリームの伸びが良くなり、肌へのなじみが良くなります。温める方法としては、ホットタオル・お湯・マッサージなどがあります。
普段ご使用の化粧水を手に塗布した後にコルクルを塗ると、化粧水の保湿効果が高まります。手を洗い、しっかりと乾燥させた後に化粧水を塗るとより効果的に化粧水を浸透させる事ができます。
手だけではなく、ハンドクリームも温めてあげる事でクリームの伸びが良くなります。手にクリームを取り(8㎜ほどの分量)、両手で包み込んであげればクリームを温める事ができます。
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