パースピレックス(デトランスα)は医薬品なのか、それともそうではなく医療機関で専売している化粧品・医薬部外品なのか...。
本コラムでは、その疑問を解決するべく調査班がインターネット上でリサーチした情報を一気に紹介します!
なお、本記事はパースピレックスを医薬品としているサイトや医療機関、もしくはパースピレックスを医薬品としていないサイトや医療機関を批判するものではありません。
あくまでインターネット上で散見されるパースピレックスについての異なる見方を紹介するという立ち位置です。
Amazonや楽天でパースピレックス、もしくはデトランスαを発見することが出来ない理由もここにあると思います。
まずはパースピレックスを医薬品として紹介しているサイトをいくつか紹介します!
いくつかの多汗症診療を提供している病院・クリニックは、パースピレックスを医薬品として紹介しています。
例えば、ユナイテッドクリニック 横浜駅前院の公式サイト上、2016年9月1日のコラムではパースピレックスは医療機関専売品(医薬品)としており、処方には医師の診療が必要となる、と書かれています。
聖心美容クリニックの公式サイトには、パースピレックスについての記事があります。そこでも、パースピレックスは"医療機関専売品(医薬品)"というフレーズが用いられています。
また、聖心美容クリニックのパースピレックスに関するQ&Aのうち2つはパースピレックスに関して、"薬扱いのため最初は医師のカウンセリングが必要(カウンセリングは無料)"、また"医療用制汗剤"という呼び方をしています。
制汗剤に関する記事を掲載している個人ブログのいくつかにおいても、パースピレックス(デトランスα)を他の制汗剤と比較する際に、医薬品であることを挙げています。
くすりエクスプレス(くすりExpress)というサイトではパースピレックス手足用ローションはクリニックで処方される制汗剤として紹介しています。一方、ロールオンタイプのパースピレックスについては、医療機関専売品(医薬品)として紹介しています。
次に、医薬品として紹介していない、少なくとも医薬品という言葉を用いていない情報ソースを見ていきましょう。このようなサイトでは医療用制汗剤、医療機関専売といった言葉のみが使われています。
パースピレックスは英語でPerspirex、デンマーク語でもPerspirexとして販売されていますが、デンマークの医薬品検索データベースでPerspirexと検索しても当該制汗剤はヒットしません。
パースピレックスを医療用制汗剤として紹介しつつも、医薬品という言葉は用いていない医療機関もあります。
例えば、城本クリニック公式サイトにはわきが・多汗症の患者さん向けにパースピレックスに関する紹介記事があります。
当該記事上でパースピレックスは医療用制汗剤とされてはいますが、医薬品という言葉はありません。
COSME DE NETというオンラインショップでは、パースピレックスの紹介文に医薬品という言葉は用いられていません。
YOU UPというオンラインショップでは、デトランスαとして販売されています。紹介ページに医薬品という言葉はありません。
オオサカ堂というオンラインショップでは、手足用のパースピレックスは医薬品レベルの制汗剤、医療機関専売制汗剤という2つの言葉を用いて紹介されています。
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