申在永(신재영)選手は、韓国のプロ野球リーグ「KBOリーグ」を構成するチームのひとつ「キウム・ヒーローズ」に所属するピッチャー。
1989年生まれの右投げ右打ちです。
2016年に15勝7敗という成績を挙げ、新人王のタイトルを獲得するほどの選手でしたが、その後は成績が低迷していました。
申在永選手はずっと手汗によるグリップ低下に悩まされていたとのこと。さらに、手汗は単純にボールが滑りやすいだけでない、もうひとつの悪要素を生み出していたそうです。
申在永選手は、他の野球選手と同様、これまでマウンドに立った際はグリップ力を高めるためにロージンを使用していました。
手汗に困る彼にとってロージンは必須アイテムでしたが、肌に合っておらず手荒れを引き起こしてしまいます。それでも汗を抑えるためにロージンを使わざるを得なかったとのこと。
手荒れ・マメが痛むので、自身の尿を手のひらにかけて痛みを抑えていたそうです(実際に尿にそのような効果があるかどうかは不明ですが...)。
手汗、そして手汗を抑えるロージンによる手荒れに悩まされた彼は、他の解決策を探しました。その結果、外科手術を受けることにしたそうです。
具体的には汗腺に関係のある交感神経を除去する施術だったとのこと。
2017・18年の不調が、本当に手汗と手荒れによるものだったなら、それらが解決された2019年は彼にとってかつての栄光を取り戻すチャンス。
好成績を残す期待が高まっています。今度はそのプレッシャーとも戦う必要がありますが、一番の悩みを解決して希望にあふれる彼にとって、それはいとも簡単に乗り越えられる壁なのでしょう。
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